
マダムの湘南徒然草 4 [[/img/R_contents_madam1.gif
投稿日時 2006-8-9 0:55:58 | トピック: マダムの湘南徒然草
| 湘南みたまま感じたまま(4)
鎌倉の海岸は材木座・由比ガ浜・稲村ガ崎・七里ガ浜・腰越と名前を変えつつ江ノ島にいたるまで長距離にわたっていますが、今日ご紹介する七里ガ浜は稲村ガ崎から腰越のあいだにある長?い砂浜です。 引き波が強いため由比ガ浜のように海水浴は出来ませんが、結構大きな波が打ち寄せるので、サーファー小僧が1年中波に挑戦しているところです。小僧といっても平均年齢は結構高く、40代50代のサーファーも珍しくありませんし、わざわざこの界隈に引越して来る方もいるのですから“naminori”も息の長い趣味の一つなのでしょう。 年に数回見事な波が押し寄せるときなどは、私達でも強風に吹かれながら思わず自然の雄大さに見入ってしまいます。
さて、この浜に沿って、サーファーや海岸に遊びにきた人が利用する有料駐車場があります。その丁度中間あたりにハンバーガー屋さんがあって海岸の来訪者の利用率が高いところなのですが、今回のお話の主人公は、この店のハンバーガーと鳥とおじさんーーー。落語の三大話のようですが、何年か前にTVでも一時期紹介されたこともある話題です。
鎌倉は前が海・後が山に囲まれた町ですから、山には“とんび”が多く生息していて、ピーヒョロロの鳴き声をあげながら海岸線上を旋回する姿をよく見かけます。とんびは目が良いせいもあって、小動物を見つけるやいなや音もたてず獲物に猛スピードで近づき捕獲しますが、この近辺のとんびは実はハンバーガーを狙って人間様を襲うのです。音もたてず、影もみせず、ハンバーガーの中の肉のみを狙って猛スピードで襲ってくるのですから、びっくりして慌てても後のまつりーーー残ったのはパンのみとあいなります。(ちなみに私も目撃者??決して被害者ではありませんーー余談に続く)
さて、ここで一人のおじさんの登場です。このおじさん、七里ガ浜を散歩して、お腹が空いたらハンバーガーを食べることを楽しみとしておりました。そして、その結果とんびに襲撃されることなんと3回??。同年代のおじさんより反射神経は鋭いと自負しているこのおじさんは、2回も襲撃されいわゆる頭にきた状態となりました。もし次に襲われたときにはーーと意を決していたのでしょう。とうとう3回目に襲われた時、若かりし頃ヨットで鍛えた風の向きを感知する体内アンテナを駆使し、鈍りかけた反射神経に鞭打って、襲ってきた“とんび”の方にヒョイと腕を出したのです。 すると、その腕を避けきれずにとんびが激突し、見事墜落。さらにおじさんは追い討ちをかけるように押さえ込んで、頭まで殴ったのです。とんびもあまりに急な展開に唖然!!呆然!!(今でもその現場に居合わせなくて残念!!)慌てたことでしょう。
その後とんびは無事何事も無く?解放されたのですが、何とおじさんは、これを目撃していた動物愛護団体の方から“動物虐待”とお叱りを受けたとのこと。実はとんびは保護鳥で、捕獲してはいけないましてや殴るなんてもっての外ということです。これを聞いて私ちょっと複雑な心境になりました。鳥が悪いのか、ハンバーガーの肉の美味さを教えた人間が悪いのかーー???? 人間と鳥との戦いーーーこれは“とんび”や“からす”に限らず日本各地で起きていますが、なかなか上手い解決策は無いようです。とりあえず人間様が気をつける以外なさそうですね。
七里が浜にお出かけの際は、重々ご注意ください。
最後となりましたが、この“ハンバーガー大好きおじさん”恥ずかしながら実は弊社の社長です。 追伸:社長より一言:“僕はとんびより強いのだ”とのことでありました。
しつこく余談です:約40年程前、銀座三越の1Fに日本で初めてマクドナルドが店をオープンさせた時、1km四方に油の臭いが漂いました。その臭いを嗅いで以来、マクドナルドがあるあいだは銀座三越に近寄らず、以降ハンバーガーはほとんど口にしたことはありません。 という訳で、わたしトンビの襲撃を逃れることが出来ました。
2006 July / Mom #4
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